ISBN:4838715994 単行本 本上 まなみ マガジンハウス 2005/05/30 ¥1,260

今日の「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングは本上まなみさん。
ハウステンボスでは光の宮殿に関連して『初代・ミスブリリアント』となった方です。
トークでは「長崎バイオパークおたく」みたいな動物好き発言を連発。
「ま、まなみさん・・・?」と思ったら、それもそのはず、世界最大の齧歯類(ネズミの仲間)カピバラに惚れ込んで本まで出しちゃったんですね・・・。
カバー帯には、長崎バイオパークのカピバラちゃんとツーショットの写真まで。

「こわがりかぴのはじめての旅。 /絵と文 本上まなみ」
『たよりないなあ!
猛獣たちのいる、こわーい〈まっくろ森〉を抜けて、
大好きなおばあちゃんのお見舞いに??
気が弱くって心やさしいカピバラのおちびの大冒険。
ほんじょが書いた初めての「ものがたり」です。』


いいなぁ、これ。買っちゃおうかな。
だってねぇ、長崎バイオパークで見ていると、木に引っかかって「どうして進めないの・・・?」と困っていたり(直進だけじゃなくて曲がろうよ・・・)、目の前に薮があって親の姿が見えないからって「迷子になっちゃった〜!!!」と泣いていたり(半歩、ずれなさいって)、臆病なくせに撫でられたら気持ちよくて寝ちゃう・・・なんて、なんかもう生存本能があるんだか皆無なんだかわかんない天然ボケ加減がタマランのです、カピバラって。

癒されたいアナタ、「長崎バイオパーク」に是非おいでませw
ISBN:4811379330 単行本 大塚 菜生 汐文社 2004/11 ¥1,365

私の大・大・大好きな動植物園、「長崎バイオパーク」のトップアイドル(ママドル?)、カバのモモちゃんのノンフィクション書籍が出ましたv
モモちゃんは、ある水温の低い寒い日、陸上で産み落とされました。母カバは水温の低さを危惧した様ですが、元来、カバは水中で出産し、初乳も水中で与えます。そのため産まれたばかりのモモはおっぱいが貰えず、かなり衰弱していました。「この子を救いたい」。飼育係の伊藤さんは、日本初のカバの人工飼育に挑みますが───
人間の手で、陸上で育てられたモモは最初、水を怖がる「泳げないカバ」でした(^^; そのため当時はニュース番組やバラエティ番組の取材がひっきりなし・・・足のつきそうな池でアップアップするモモの映像は、微笑ましいを通り越して「笑うしかない」ものでした。
そのモモもようやく泳げる様になり、やがておムコさんを貰います。しかし、人間の手で育てられたモモに、子育てがわかるのか・・・伊藤さんたちは心配しました。ところがモモは・・・

命をつなげる事の尊さ、難しさ、そして動物の「生きる力」の素晴らしさ。すごいと思います。
そして、それを支えた長崎バイオパークの皆さんと、暖かく見守ってくれた地元やメディアの皆さんも、素敵だと思うのです。
「モモ結婚」のプレスリリースとして送られた「結婚披露宴の招待状」を、スタジオで紹介してくれたフジテレビ「とくダネ!」の小倉さんの笑顔、いまでも忘れません。

───いま、モモは彼女の両親と、旦那のムー、それに長女(第2子)のユメと、なかよく暮らしています。
あったかくなったら、また逢いに行こうかな。モモや、他の仲間たちに。