『2005年8月10日正午、全国一斉打ち水開始。水道水を使ってはいけない! 』というのが今回のミッション。
「水道水がだめなら、処理水を使えばいいのよ♪」じゃないですが、ハウステンボスは使用後の水をすべて高度処理まで行って浄化し、トイレの水や植物への水やりなど徹底的に再利用していますから、街のあちこちに「中水弁」と呼ばれる蛇口があるなど、今回のミッションはまさに「我が街」にうってつけ☆

そんなわけで本日、「子どもアースリズム教室」の講師『カッチ先生』の旗振りで、アレキサンダー広場におもいっきり打ち水をしました(^o^)
最初はバケツや使用済みの容器などを手桶代わりに持ち寄っていたのですが、某部署がなんと10個ちかい訓練用消火器(水をいれて圧をかければ繰り返し使える)だけではあきたらず、ハウステンボス唯一の消防車まで持ち出してアッという間にお祭り騒ぎになってしまいました。

なぜか楽しそうに消防車のポンプを操るスタッフあり、はじめて操る消火器で打ち合いを始める子どもたちあり、彼女ちゃんの日傘を盾に水かけっこをするカップルあり。消防車のオジさんが、うらやましそうに見ていたチビッコを呼んでホースを持たせてあげたり(親御さんが嬉しそうに写真を撮ってらっしゃいました)、「ドラムサークル」を終えたミュージシャンたちが「Uchi-miz? ナニ?」と寄ってきたり。
やったのはポップアップスクエアの反対側だったんですが、今日だけはスタッドハウスの両側に水のアーチがかかったのでした。

しまいにはミュージシャンもスタッフもお客様も入り乱れての水かけっこ。喜んでそのマトになるバンドリーダーやら、「キューバ式♪」とうそぶいて口から水を吹くパーカッショニストやら、悲鳴をあげて笑いながらそれから逃げる子どもたちやら、そりゃもう大騒ぎさ♪
水をよけて歩いていたお客様も、「水をまいただけで、随分涼しくなるものねぇ」と微笑んでいました。

いっぱい遊んだ(?)その後は、レンガがあっという間に水を吸い込んでしまったんですけどね・・・。これで夕方は過ごしやすいかな?

NHK長崎放送局さん、取材ありがとうございました。

[おまけ]ハウステンボスのレンガ舗装の下は厚く敷き詰められた砂の層、その下は土です。一般のアスファルトとは異り、素焼きのレンガは水を透し、降った雨や打ち水を(下水ではなく)土の中へと還します。地中ではその水が砂やバクテリアなどのはたらきで浄化され、長い時間をかけて海や空にかえり、自然のサイクルの中で活き続けます。・・・みなさんにも、雨水や風呂の残り湯などを、自然に近い形で地球へ返せるちょっとした方法があるはずです。───みんなで止めましょう、地球温暖化。

[打ち水大作戦]http://www.uchimizu.jp/

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