夏の祝祭イベントのひとつとして、ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルの特別コンサートを7月28日（土）13時から開催します。
　指揮者、高原 守（たかはら・まもる）が率いるニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルは1979年に発足し、28シーズン目を迎えます。ニューヨークを中心に第一線で活躍している演奏家で構成されたメンバーの作り出す旋律を、ぜひハウステンボスのユトレヒトプラザでお楽しみください。
　ハウステンボス滞在中（7月23日〜28日）には、メンバーがハウステンボス内ホテルロビー等にてさまざまなスタイルで演奏を行い、優雅な音楽に浸る時間をお届けします。

本展では、オランダ現代美術の代表的画家 カレル・アペル、木のぬくもりを表現する最上壽之（もがみひさゆき）、現代アートの異端児 森村泰昌（もりむらやすまさ）など、1945年以降に発表された現代美術作品88点を展示するとともに、ハウステンボスでは今まで展示する機会の少なかった現代美術を楽しく紹介します。
難解複雑で、理解しにくいといわれる現代美術―。今回はそういった美術理論や概念にとらわれず、作家たちが思いのままに表現した心の世界を体感してください。
※本展は、日本の公立美術館としては初めて、世界の現代美術作品を収集する方針を立てたことで知られる、いわき市立美術館コレクションの1800点の中から、選りすぐりの作品88点を展示・紹介するものです。国内トップクラスのコレクションを心ゆくまでお楽しみください。

ハウステンボス美術館所蔵の珍しいチェンバロをはじめ、古楽器の音色を18世紀スペインの巨匠、ゴヤの作品に囲まれて、お楽しみください。
（このコンサートは、5月27日（日）15：00から開演されるアルカスSASEBOフレッシュコンサートの“プレコンサート” として位置づけられています）

[学芸員からのメッセージ]　スペイン最大の画家といわれ、宮廷画家としても活躍し、たフランシスコ・デ・ゴヤ（1746−1828）の作品展「スペインの巨匠 ゴヤ展〜2大版画にみる近世の光と影〜」を開催。ゴヤの4大版画シリーズのうち、2大版画シリーズを展示、紹介します。人間性の愚かさと無知を風刺した銅版画集『気まぐれ』80点、戦争や侵略への憎悪を描いた『戦争の惨禍』80点の、計160点をご覧いただけます。戦争の悲惨さ、痛ましさ、むごさを、ゴヤの鋭い洞察力で描いた作品展です。
　また本作品は、大分市美術館所蔵のものであり、これらの作品が外部美術館で展示、紹介されることは今回が初めてのことです。
　平和を願うこの長崎の地でゴヤの作品に触れていただき、戦争の悲惨さや平和の尊さを感じていただければ幸いです。